自分の息子や娘の就活が心配でたまらない親御さんはとても多いと思います。
就活を失敗したらどうしようと気を揉んでしまい、心配になってしまう親が多いのは事実です。
このメディアでは親や子供それぞれがどのような心持ちを持っていたら就活を無事乗り切ることができるのかを研究しています。
今回は親御さんの心配をなくすためにも親が就活で娘や息子に絶対にやってはいけないことをまとめてみました。
親が絶対に就活でやってはいけないこととは???
親が絶対にやってはいけないことは3つあります。それは興味を持たないこと、過保護になりすぎること、過干渉になってしまうこと。この3つです。
「え、でも息子、娘のことが心配だわ。。。。」というそこのあなた。
危ない!
就活危険シグナルが発動しかけました。
過保護になりすぎたり、過干渉になる寸前でした。本当に危ないですよ。
それでは本題ですが、なぜ、興味を持たない、過保護、過干渉がダメなのかについて説明したいと思います。
興味を持たないのはやめよう
過干渉、過保護とは真逆ですね。
就活は息子、娘さんにとって初めての経験で今後の人生を大きく左右するとても重大なライフイベントです。いくら先輩や友達が周りにいるとはいえ、一部の精神的にも能力的にも強い学生を除けば、
とてもストレスが大きいイベントです。
親からしたら、
「いや今時の就活よくわからんし、どないしたらええかわからへん。」
「息子に変に絡んだら、八つ当たりされるのもいやだし、、、、。」
と思っているかもしれません。
しかし、子供にとって普段はつんけんしていても
心の奥底で親に対しては絶大な安心感や信頼感を持っています。
まずは子供の現状を把握して、過干渉になりすぎないように、話を聞いてあげましょう。
この時はカウンセラーになり切って、
「最近どう?」と優しく聞いて、
決して
「あなた就活大丈夫なの?」「どこ受けているの?ちゃんと就活しなさい」
「失敗したらこれまでの学費返してもらうからね!」とか強い言葉や質問責めは絶対しないでくださいね。
影からのサポートを子供は一番求めています。
いつでも相談乗るからと言ってあげて受け身に徹してください。そして、子供の考え方を整理する手助けをしてあげましょう。
過保護になりすぎない
最近話題になっているモンスターペアレント。
これには絶対ならないでください。子供にとって就活は過酷です。
しかし、これを乗り越えなければ社会人として活躍する表舞台には立てません。いくら心配であっても息子のかわりに子供のESを書いたり、子供の代わりに企業に電話をしたり、企業説明会に参加するのはやめてください。自立した状態で社会に出ないと社会で活躍できません。自立を促すためにも暖かく見守りましょう。
もし仮に、子供の代わりに企業に電話したり、説明会に参加する親がいたとしたら採用担当はどう思うでしょうか?
「ここの親過保護すぎて、もしこの子を企業に入れたら、何かあれば親が乗り込んでくるんじゃないか。」
「子供がやらなければいけないことを親がやるのは自立してない証拠だから社会でこの子は活躍できない」
そんな風に捉えられてしまいます。
親が会社と関わるのは、よっぽどの緊急事態以外は絶対にダメです。
会社は学校じゃありません。
過干渉をこらえよう
先ほどから書いていますが、ただでさえ就活は過酷なのに、過干渉になってしまうと子供は余計にストレスを抱えてしまいます。
「あなた何社受けたの?就活ちゃんとやりなさいよ」
「大企業に行きなさい。」「あなたは営業は向いてないわよ。」「ベンチャーとか絶対だめよ。何のために大学に入れたと思ってるの。」「そんな態度だから、面接に落ちるのよ。」「もっと真面目に就活しなさい。」
はい。これを聞いた子供はどう思うでしょうか。
お母さん。自分が学生の頃を思い出して、もし親にこのように言われたらどう思うかを一回想像しましょうか。
相当なプレッシャーがかかるのは想像できたと思います。
目の前で息子が就活をしないといった状況であれば、言いたくなるのもわかります。
やる気ないように見えてしまうかもしれません。
でもグッと我慢しましょう。親御さんの価値観の押しつけは子供の未来や可能性を潰してしまいます。
時代は変わっています。
親が決めた企業に入ったり、忖度して入ってしまった企業だとそれこそ会社が辛くてやめてしまい、結果的に負のスパイラルになってしまうことも多いです。
本人が行きたい、働きたいと思える企業に行ってもらったほうが、最終的には良い方向に進みます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
知らず知らずのうちに親がしてしまっている行動が息子、娘の就活に悪い影響を与えてしまっている。それを理解していただけたかと思います。息子さん、娘さんの幸せな未来のためにも
就活を乗り越えましょう。
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著:オヤシュウ編集部