今回は親が知るべき子供の就活の進め方とスケジュールについてまとめていきたいと思います。本来就活を始めるのは早いに越したことはないのですが、3年生になってからどのような順序で進めていけば良いのかを時系列でまとめていきたいと思います。
就活で子供がやらなければいけない項目
①インターンシップ
②自己分析
③企業研究、分析
④エントリー
⑤会社説明会・ES(エントリーシート)
⑥webテスト ・面接
⑦内内定
というスケジュール感になります。
①インターンシップ
インターンシップに関しては主に夏インターンと、冬インターンに分かれます。
基本的に夏インターンの選考は6月に開始し、9月ごろまで続きます。そして冬インターンは10月〜2月まで続きます。主に大学の夏休みや冬休みの間に実際にインターンシップを経験することになります。実はインターンシップという名目で企業から選考を行われており、早期に内内定をもらうケースもあります。早めから初めておくとチャンスが増えるのでこちらは抑えておくべきでしょう。
他にもインターンシップに参加することでその企業の現役の社員さんや横の就活生の繋がりも増えるし、その企業で必要とされるスキルやどういう雰囲気の企業なのかが手に取るようにわかるので、必須ではありませんが是非勧めたいところです。
時期:3年生の6月〜9月、10月〜2月
②自己分析
自己分析に関しては選考を通過する確率を上げることと入社後のミスマッチを避けるためにしなければいけない項目です。これを疎かにしてしまうと入社後のミスマッチに苦しむことになり、子供が早期離職をしてしまう確率が上がってしまいます。
時期:3年生の6月〜2月(本選考)まで
詳しいやり方や、方法に関しては以下の記事に記載していますので参考にしてみてください。
③企業研究、分析
続いて、企業研究、分析に関してです。
こちらも本選考まで継続して行うべきです。なぜならどのような企業が世の中に合うのか、自己分析の結果、子供がやりたいこと、適性がある企業を徹底的に調べることによって、入社後のミスマッチがなくなります。また企業研究を徹底的に行うことによって、志望動機に対して一貫性が生まれ、先行突破の確率が高まります。、企業研究は子供には絶対させましょう。
時期:3年生の6月〜2月(本選考)まで
詳しいやり方や、方法に関しては以下の記事に記載していますので参考にしてみてください。
④エントリー
エントリーとは、企業に対して興味があるという意思を表すもので、必ずしも説明会や選考に進む必要はありません。最初の段階で自己分析や、企業研究によってある程度絞った企業から複数社エントリーしておくべきです。ちなみに平均的な就活生は約30社受けるようです。
時期:3年生の2月〜5月
※ベンチャー企業や外資系の企業は10月、11月から本選考が始まるところも多いです。
志望企業業界によってこのスケジュールは変わるので、子供の志望企業の研究はこういうところでも役立ちます。
⑤会社説明会・ES(エントリーシート)
エントリーした企業からは順次会社説明会の案内やスケジュールが届きます。それに申し込んで、実際の企業の担当者から、会社のビジョン、どういう仕事なのかを聞くことができます。
親としてはホワイト企業に娘や息子には行って欲しいはずです。
会社説明会はそれを知る第一歩になります。他にも様々な手段でブラック企業かどうか判断する方法があります。詳しくは以下の記事を参照してください。
他にも、エントリーシートも同時並行で行われます。エントリーした企業へ選考に進みたいと思ったら、質のいい志望動機等を書き上げることが大切になってきます。
時期:3年生の2月〜5月
⑥webテスト ・面接
エントリーや会社説明会での話を聞いた後実際に受ける企業には書類選考があります。それを通過するためには、もちろん対策をしなければいけません。SPIや玉手箱といったテストが就活生には降りかかってきます。ここでは学歴フィルターももちろん存在します。その選考を勝ち抜くためにも準備は非常に大切です。今までのステップはあくまで準備に過ぎません。ここが本番で親の出番です。
面接の対策や資金の援助など多方面で助けてあげてください。
時期:4年生の4月前後〜10月まで
※※ベンチャー企業や外資系の企業は10月、11月から本選考が始まるところも多いです。
志望企業業界によってこのスケジュールは変わるので、あくまでこのスケジュールは大まかな参考と覚えておいてください。
これらすべての手順を終えると
⑦内内定がもらえます。内内定を一社でも早くもらうことが心の平穏にも繋がり上手くいきやすくなります。
終わりに
いかがだったでしょうか。大まかな就活の流れを知っておくことで、子供の就活の進捗を正確に判断できて、無駄な心配をしなくてもすむようになります。
どうしても子供が就活しない、心配だという気持ちがあれば、是非一度就活のプロに相談してみてはいかがでしょうか。
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