前回の記事では、企業とのミスマッチをなくすために企業研究を徹底しなければいけないというお話をしました。
子供が早期離職してしまい、結果的に転職を繰り返してしまうといった事態を避けるためには、入社後のギャップをできるだけ少なくしなければいけません。そのために企業研究というアプローチを効率よくしなければいけないというお話でした。
前回の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ
子供が入社後ミスマッチを起こさない企業研究と自己分析のやり方とは?①
企業研究というアプローチは企業側を見つめるということ。
それに対して自己分析とは自分の内面を見つめ直すこと。
この両方がうまくマッチングをすることで早期離職を避けることができます。
親としては子供にはいい企業で長く安定していい将来を送ってもらいたいはず。
そのために最も重要になる自己分析の具体的な方法について今回はまとめていきたいと思います。
自己分析ができない学生の特徴とは?
まず自己分析をうまくこなせない学生が多いので、その理由を考えていきたいと思います。
それは大きく分けて、
・自己分析をする目的を理解していない。
・やり方を知らない
・独りよがりになってしまっている。(主観)
この3点が自己分析をうまくできない学生の特徴だと思います。
・自己分析をする目的を理解していない。
自己分析の目的を理解していないパターン。自己分析は自分の好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、どういう時に嬉しいのか、悲しいのか、楽しいのか、などを徹底的に分析し、自分の根本を見つめ直すことでミクロな視点から(帰納法的な思考)から自分に向いている企業や、業界を見つけ出し、入社後のミスマッチをなくすことが目的です。それを理解した上で自己分析を行うと未来の自分の働いている姿を思い浮かべられるので自己分析が捗ります。そのことを子供に教えてあげましょう。
自己分析を行った結果、面接官に自分のことを正確に伝えられるようになるため、非常に選考でも有利になります。
・やり方を知らない
自己分析には様々な方法が巷には溢れています。
オヤシュウとしてお勧めするのは、ブレインストーミングで好きなこと、嫌いなこと、楽しいこと、ワクワクすること、悲しいこと、嫌なことをとにかく書き出します。
そして、幼少期から逆算して、小学校の時に好きだったこと、されて嬉しかったこと、自分がして嬉しかったことなどをそれぞれの軸で書き出して行きます。こうすることで自分はどういう人間なのかがわかります。
親は子供にこのプロセスの質問を投げかけてあげて、ゲームのように取り組んであげると子供はスムーズに自己分析ができるでしょう。ただし、「あなたはこういう人」と決めつけてはいけません。あくまでヒアリングの手助けというイメージで教えてあげてください。
・独りよがりになってしまっている。(主観)
やり方を知らないの部分にできるだけ、子供の主観で自己分析を行うようにと言いました。
しかし、実は客観的な視点も大切です。
親からも「あなたはこういうところあるかもよ」という投げかけはしてあげても良いです。
しかし、決めつけはよくありません。
他己分析も自己分析においては非常に有意義です。親や兄弟それ以外の友人などからも就活生はどういう人なのかを見てあげましょう。そっと他人の意見も大事だよと伝えてあげてください。
終わりに
いかがだったでしょうか?
自己分析を行うことは企業とのミスマッチをなくし、早期離職を避けるう手段になります。
そして何より、子供にとっての幸せに直結します。自分にあった仕事を納得感を持って行うのが何よりも幸せです。そして親にとっては子供の幸せが何よりも幸せではないでしょうか。
もし自己分析のやり方がわからない、どうすれば良いかわからないということであれば
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